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声にならない違和感 ── 内側へ戻る静かな旅
¥1,650
予約商品
『声にならない違和感── 内側へ戻る静かな旅』 ―― 第3回万代宝書房大賞【選考委員特別賞】受賞 25歳で「社会のレール」から外れた青年は、何を見つけたのか作 「このままの人生で、本当にいいのだろうか。」 多くの人が、一度は感じたことのある問いかもしれません。 けれど、その違和感を、私たちはうまく言葉にできない。 「頑張ればいい」 「社会とはそういうものだ」 「みんな我慢している」 そう言い聞かせながら、 どこか置き去りにしてきた感覚。 本書『声にならない違和感── 内側へ戻る静かな旅』 は、その“まだ言葉になっていない感覚”を掴もうとした作品です。 著者・高橋颯氏は、ラグビー一筋で生きてきました。 しかし、怪我によって競技人生が揺らぎ、 社会に出ても、わずか二ヶ月で会社を辞めることになります。 「普通に生きる」 そのレールから外れたとき、 彼は、自分の内側にある違和感と向き合わざるを得なくなりました。 本作は、単なる若者の挫折体験記ではありません。 むしろ、 「人は、なぜ生きづらくなるのか」 という問いを、 自分自身の人生を通して探究していく記録です。 自己分析。 旅。 地方移住。 自然農。 コミュニティ。 対話。 様々な経験を重ねながら、著者は少しずつ気づいていきます。 外側を変えることだけでは、 人は本当には変われないのではないか、と。 特に印象的だったのは、 「正しく努力しているのに、満たされない」 という感覚です。 これは、若い世代だけの問題ではないでしょう。 現代社会そのものが抱えている違和感なのかもしれません。 数字。 効率。 成果。 評価。 それらを追い続けるほど、 なぜか、自分自身から遠ざかっていく。 本書は、その“ズレ”を誤魔化さず、 静かに見つめ続けています。 そして、このタイトルが、とても象徴的です。 『声にならない違和感── 内側へ戻る静かな旅』 派手な言葉ではありません。 けれど、多くの人が心のどこかで感じているものを、 丁寧に掬い上げています。 私は、この作品を読んでいて、 「素朴、素直、正直」という言葉を何度も思いました。 しかし同時に、 それが、この作品の魅力でもあると感じました。 整いすぎた言葉ではなく、 まだ探究の途中にある言葉。 だからこそ、読者自身の感覚と重なるのです。 今回、この作品は 第3回万代宝書房大賞【選考委員特別賞】を受賞しました。 選考時、私たちはこうコメントしました。 「挫折と探究を経て『志』へとたどり着く物語は、若者の共感を呼び、未来性を強く感じさせました。荒削りながらも心を揺さぶる力を認め、今後の成長を期待して特別賞に選びました。」 完成された“答え”ではなく、 問い続ける姿勢そのものに、 私たちは未来を感じたのです。 今の時代、 「わかりやすさ」が求められます。 短く。 速く。 結論を先に。 しかし、本来、 人が本当に変わるときというのは、 もっと静かなものなのかもしれません。 この本は、 人生の答えを教えてくれる本ではありません。 けれど、 「自分は、本当はどう生きたいのか」 その問いを、 もう一度、自分の内側へ取り戻してくれる一冊です。
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自然哲学〈中巻〉 有機体論的世界観
¥3,300
予約商品
成生 敬仁 (著) この世界で「精神」とは何か。 社会や国家、歴史、そして私たち自身の生き方は、どのような原理に根ざしているのか。 本書は、古代から現代に至る哲学と科学の思索を背景に、精神・社会・国家・歴史・環境・生の目的といった根源的な問いに向き合います。 有機体論的世界観という独自の視座から、宇宙と人間、個と社会、物質と精神の連関を一つの流れとして捉え直そうとする試みです。 分断されてきた世界の見方を問い直すとき、これまでとは異なる光景が静かに立ち現れます。 もくじ はじめに 第一章 精神とは何か 第二章 精神有機体と有機場の働き 第三章 科学による主体性の簒奪 第四章 生そして死とは 第五章 認識とは何か 第六章 社会とは何か 第七章 国家とは何か 第八章 歴史とは何か 第九章 有機哲学と環境 第十章 生きる目的とは何か 第十一章 実践としての有機運動 おわりに
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自然哲学〈上巻〉 有機体論的世界観
¥3,300
予約商品
この世界は何によって成り立っているのか。 物質とは何か。生命とは何か。 私たちは、多くのことを知っているようでいて、その根本をどこまで理解しているのだろうか。 本書は、古代ギリシャ哲学から現代科学に至る思索を踏まえながら、宇宙・物質・生命・精神をひとつの流れとして捉え直そうとする試みである。 近代以降、分断されてきた「世界の見方」をあらためて問い直すとき、これまでとは異なる光景が立ち現れる。 もくじ はじめに 第一章 有機体論的世界観への回帰 第二章 宇宙とは何か(生命論的コスモロジー) 第三章 物質とは何か 第四章 自己組織化とは何か 第五章「力」とは何か 第六章 有機体運動論 第七章 生命とは何か 第八章 進化とは何か おわりに
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戦陣の先鋒 ~さらば戦後80年の日本~
¥2,420
戦陣の先鋒 ~さらば戦後80年の日本~ 戦後80年――日本は「平和な国家」であり続けてきたのか。 本書『戦陣の先鋒 ~戦後80年の日本~』は、検察・警察・裁判所という国家の根幹に関わる組織の実態に、著者自身の体験を通して迫る問題提起の書です。 著者・川上道大は、新聞発行を通じて長年にわたり社会の不正を追及し、その過程で命の危険にさらされる数々の事件を経験してきました。 本書では、検察の「裏金」問題を中心に、司法の構造的な課題、冤罪、メディアとの関係など、日本社会の深層に切り込みます。 単なる告発ではなく、「次世代の日本をどう迎えるか」という視点から、司法・立法・行政、さらには各分野に生きる人々へ責任の再確認を促すメッセージが込められています。 混迷する国際情勢の中で、日本はどのように進むべきなのか。そして、私たちはどの立場でその未来に関わるのか。 著者・川上道大氏が長年にわたり体験してきた現実をもとに、日本の司法・警察・検察という国家中枢の構造に迫った一冊です。 特に印象的なのは、個人の経験を超えて「次世代の日本に何を残すべきか」という視点で書かれている点です。社会の仕組みを問い直し、それぞれの立場にある人間の責任を静かに、しかし強く突きつけてきます。 骨太なノンフィクションとして、深く考えたい読者に強く推薦できる内容です。 抜粋 私の過去を振り返れば、歴史的にも稀な、命に関わる波乱万丈な人生を味わわせてもらったとしか考えられない。それも、香川県警の堕落警官と特定抗争指定暴力団六代目山口組直参二代目若林組の共謀した殺害計画の銃撃やら鉄パイプ襲撃を、20年余り何回も繰り返し経験した。それらの事件も、未だに真相解明からはほど遠い未解決。 残された命から考えれば、日本タイムズという媒体で記してきた34年余りの実体験を次世代の日本に活かしたい。それが、この本を上梓したい動機なのです。 戦陣の先鋒は私の役ですが、本陣は司法・立法・行政、それに任侠道に生きる皆さん方が、各分野の職責を再確認して次世代の日本を迎えようではないですか! 著者について ◆川上 道大(かわかみ みちお)プロフィール 1947年 香川県生まれ 1976年 財団法人日本武道振興会を設立 1982年 協同組合香川県健全企業振興会を設立 1992年1月 株式会社四国タイムズ社を設立 紙面媒体「四国タイムズ」を創刊 2002年4月 四国タイムズホームページを開設 2016年4月 日本タイムズホームページを開設 社名を株式会社日本タイムズ社に変更 ・財団法人日本武道振興会理事長 ・西日本海砂販売協同組合理事長 ・香川県更生保護協会理事 ・株式会社郷水工業社長 ・協同組合香川県健全企業振興会理事長 ・株式会社日本タイムズ社社長
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中高年のための安全なライブ配信 人づくり・発信力の強化書
¥1,848
B6版 180頁 パラパラ漫画付き 著者 かずぽん ライブ配信は、若い世代だけのものではありません。 むしろ、長く生きてきた経験や価値観を持つ中高年だからこそ、発信できる言葉があります。 本書『中高年のための安全なライブ配信』は、ライブ配信の技術だけを解説する本ではなく、発信を通して人とつながり、自分の経験や思いを社会に届けていくための考え方をまとめた一冊です。 配信を始めたいと思っても、「機械が苦手」「何を話せばいいかわからない」「トラブルが不安」といった理由で一歩を踏み出せない人は少なくありません。本書ではそうした不安に寄り添いながら、安全に配信を行うための基本や心構えをわかりやすく解説しています。 中高年にとってのライブ配信とは、単なる情報発信ではなく、人とのつながりを広げ、自分の人生をもう一度社会と結び直す機会でもあります。 本書は、その最初の一歩を支えるガイドとしてまとめられた一冊です。 【商品の説明】 ライブ配信に興味はあるものの、「機械が苦手」「トラブルが怖い」「何を話せばよいのか分からない」と感じている中高年は少なくありません。本書はそうした不安に寄り添いながら、初心者でも安心して配信を始めるための基本をわかりやすく解説しています。 単なる技術解説にとどまらず、発信を通じて人とつながり、自分の経験や思いを社会に届けることの意味にも触れている点が特徴です。発信の楽しさと責任をバランスよく伝える内容となっています。 【抜粋】 私は50代から始めた「ライブ配信」によって、日々の生活が好転しました。人生において大逆転のチャンスを掴んだといっても過言ではありません。ですので、一人でも多くの方に、ライブ配信で学んだ、生きるための知恵や仲間づくりの大切さを私は拡めたくなりました。(はじめにから抜粋)
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現代の子供に迫る組織犯罪
¥1,210
本書は、著者の子供が実際に組織犯罪による誘拐未遂に遭った体験をもとに、「現代日本において子供はどのように狙われているのか」を記録したノンフィクション作品です。 事件は突然起きたものではなく、日常の中に潜んでいた前兆から始まっていました。 本書では、声掛け事案、不審車両、地理的条件、犯罪の組織性といった要素を一つひとつ紐解きながら、警察の初動対応や制度の壁、被害者側が置かれる立場の厳しさも率直に描いています。 さらに、事件後に著者が地域とともに取り組んだ見守り活動や、市民団体の立ち上げに至るまでの過程も収録。 恐怖を煽るための告発ではなく、「子供を守る社会の前提を更新するための記録」として書かれた一冊です。 著者について 堀田 和江(ほった かずえ) 1974年10月生まれ。愛知県名古屋市で生まれ、現在の一宮市に3歳から居住中。 小中高生と一宮で学び、その後は地元の会社に事務員として就職。結婚はしましたが残念ながら失敗し、二人の子をシングルで育てていました。 線維筋痛症という病気にもなりましたが、このままではいけないと自分を奮い立たせて、薬の半分と全身に打っていた注射もピタリとやめ、痛みと闘いながら育児を母に手伝ってもらい生きてきました。 後に子供たちの事件が起き、痛みを忘れてまで市民団体を立ち上げ、同じ気持ちの方々に出会い、支えていただき、NPO法人こどもを守る会HUG-KUMIを立ち上げて、講演活動を中心に活動しています。
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人を動かす。~脚本家が書いた雑踏警備の誘導シナリオ~
¥1,870
万代宝書房大賞 大賞作品 本書は、脚本家・演出家である篠原明夫氏が、自身の人生の転機となった「雑踏警備」という現場で見つけ出した、人が自然に動く瞬間を言葉にした、エッセイを中心に、イベントの際に、人を滞留させずに、移動させる為にやってきたノウハウ、スキルを提供すると共に、異業種に於いても流用がきくように、解説した一冊です。 著者は、信頼していた仲間の裏切りによって職と財産を失い、家族を守るために警備の仕事に就きます。当初は「アンクリエイティブな仕事」だと感じていたその現場で、彼はやがて気づきます。 人を動かすには、まず心を動かさなければならない——と。 花火大会の沿道、神社の参拝、商業施設の誘導。 著者が行ったのは、命令や禁止ではなく、「共感」「違和感」「物語」を使った声かけでした。 ほんの一言、ほんの間、ほんの視線の使い方。それだけで、人の流れは驚くほど変わっていきます。 本書では、そうした実体験をエッセイとして描きながら、 ・なぜ人は動かないのか ・どの瞬間に心が動くのか ・集団を安全に動かすための言葉の設計 ・演劇の技術がなぜ現場で機能するのか を、具体的な「誘導シナリオ」として提示しています。 雑踏警備やイベント運営に携わる方はもちろん、接客・教育・研修・マネジメントなど、人と向き合うすべての仕事に携わる方にとって、本書は「人を操作する方法」ではなく、「人を尊重しながら動かす視点」を与えてくれる一冊となります。 本書は、雑踏警備やイベント運営の現場で「人をどう動かすか」という課題に真正面から向き合った、極めて実践的な一冊です。 脚本家という異色の経歴を持つ著者が、警備の現場で実際に試行錯誤を重ねながら編み出した「誘導の言葉」「間の取り方」「立ち位置」の工夫を、エッセイと具体的事例を交えて紹介しています。 命令や禁止に頼らず、人の心理に寄り添いながら安全な流れをつくる考え方は、警備業務に限らず、接客や現場マネジメントなど幅広い分野に応用可能です。 著者について 篠原 明夫(しのはら あきお) 1965年5月17日 秋田県秋田市生まれ 埼玉県春日部市育ち 東京都板橋区在住 脚本家・演出家・研修講師 10歳のお楽しみ会で演劇に目覚め、20歳から小劇場で活動を開始。23歳で独立し、26歳でシノハラステージング(現:ザ・シノハラステージング)旗揚げ。小劇場を中心に活動。池袋演劇祭を中心に受賞作品多数。米国ユニバーサルスタジオ・ハリウッドへ脚本を提供を皮切りに、日本国内のテーマパークにも脚本を多数提供。27歳で専門学校で俳優養成の道に入る。以降、コミュニケーションを中心に異業種の専門学校で講師を務め、近年、教育委員会、小中高校、PTAなどの教育機関、JTB、コクヨ、ジャパネットなどの企業、外務省、農林水産省、港区など行政でも講演・研修を行っている。 現在、大人の事情で始まった警備業務も月に3日は入るようにしている。 著書に『脚本家が教える読書感想文教室(主婦の友社刊)』がある。
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9割の人が知らない 安心をもたらすお寺葬
¥1,540
「お寺葬は、その〔人としてあたりまえの営み〕と〔本来の仏式葬儀の意味や意義〕を再認識し、未来へ儀式を紡いでいく一つのかたち」 著者・奥田久士は、750件以上の葬儀に携わってきた現場経験から、費用の不透明さ、形式化、心の置き去りといった業界の課題を率直に見つめます。 そのうえで、「安心して旅立つ」「安心して見送る」ために何が必要なのかを、具体的かつ誠実に語ります。 本書で語られる「お寺葬」は、最大の特徴は、「お寺と葬儀社が共働して行う葬儀」という点です。 お寺は宗教的・精神的な柱として。 葬儀社は実務的な運営のプロフェッショナルとして。 その共働によって形式的な進行ではなく、心に残る、安心の旅立ちと安心お見送りが可能になります。 実際にお寺葬を経験した遺族の声や、具体的な費用感、現場で起きがちな後悔の理由なども包み隠さず語られています。 本書は、「その時」になって慌てないための知識であり、心の準備を整えるための一冊です。 人生の最期をどう迎え、どう見送るのかを考えるための、静かで力強い一冊です。 葬儀の簡略化、無宗教化が進む時代において、本書は「お寺の役割」を過去のものとしてではなく、 これからの社会に必要な存在として描いています。 この本には、センセーショナルな主張も、煽る表現もありません。 けれど、読み終えたあとに残るのは、不思議なほどの「落ち着き」です。 それは著者が、遺族の心に寄り添う立場を一貫して守ってきたからでしょう。 出版という形でこの問いを世に出せたことに、私たちは意義を感じています。 著者について 奥田 久士(おくだ ひさし) 1984年(昭和59年)生まれ。東京都町田市出身。神奈川大学第二法学部第二法律学科卒業。 2010年(平成22年)大手互助会系葬儀会社に入社。最初に勤めた葬儀会社で葬儀費用の不明瞭な高さに憤りを覚える。退職後、4ヶ月間世界一周の旅に出る。帰国後、2014年(平成26)2社目の葬儀会社に入社。2019年(令和元年)株式会社T-sousaiに転職し取締役副社長に就任。葬儀業界に15年従事しこれまで約750件のお葬式に携わる。厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査1級葬祭ディレクター。最初に入社した葬儀社で抱いた「葬儀費用の不明瞭さ」への憤りは、今も仕事の芯にある原体験となっている。現職では「低価格はあたりまえ。価格以上の丁寧‧真摯な対応」をモットーに現場に携わる一方、その誠実な姿勢から終活セミナー講師としても登壇依頼が寄せられている。20回以上登壇しており、「分かりやすい」と定評がある。
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美しさと健康の口もと文化
¥2,750
A5サイズ 272頁 なぜ銀歯はダサいと言われるようになったのかーー。 その変化の裏には、日本人が百年かけて築いてきた「歯の文化」の進化がある。 本書は、歯科医・坂本洋介が古代から現代までの口もと美学を辿りながら、日本人が「健康」と「美しさ」をどう見つめてきたかを問い直す試みである。 歯は、単なる機能器官ではなく、社会の象徴であり、心の表情でもある。 文明の発展が文化の成熟に追いつかない今、著者は「歯の歴史を学ぶことは、未来の文化を整えること」だと説く。 まえがき 第一章 文化の向上に何年かかったか? 第二章 画期的文明の進化の光と影 第三章 変わらない文化 第四章 乱立するクリニックと歯科医師の品格 あとがき 【プロフィール】 坂本 洋介(さかもとようすけ) 1958年(昭和33年)生まれ 1982年(昭和57年)日本歯科大学を卒業 UCLAおよびUCSFのContinuing Education(CE)過程修了 1998年(平成10年)日本人初となる米国審美歯科学会(AACD と ASDA)の認定医を取得 IADFE(国際顔面歯科審美学会)フェロー・元国際学士会会員・北海道障がい者歯科医療協力医・北海道がん診療医科歯科連携医療機関・日本訪問歯科協会 正会員・日本アンチエイジング歯科学会 会員・日本歯科TC協会 Activity Leader・北海道警察歯科協力医・歯科文化人類学研究家
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少年サムと言葉を話すウマ
¥1,540
少年サムと言葉を話すウマ 「え?馬ってそう考えるの?」 馬と関わる前に必ず知っておきたい 馬の言葉と思考について 伊東伶 (著) 少年サムが出会ったのは、ただの動物ではなく、自らの思考を持ち、言葉を交わすことのできる一頭の馬でした。 「え?馬ってそんなふうに考えるの?」――素朴な驚きから始まる物語は、読者に【馬という存在】への新しい視点を開いていきます。 馬は何を恐れ、どんな瞬間に安心し、どのように仲間と関わろうとするのか。本書は、その一つひとつを会話形式で描きながら、馬と人が分かち合える“こころ”を丁寧に紡ぎ出します。 著者・伊東伶が込めた思いは、単なる知識の伝達ではなく、未来を担う子どもたちや、これから馬と関わろうとする人々に「馬との対話の第一歩」を届けたいという願いです。鮮やかなカラー挿絵が物語を彩り、読者はサムと共に馬の心の世界を旅するように読み進められます。 出版社より 本書は、単なる動物物語にとどまらず、「馬という存在をどう理解し、人と心を通わせるのか」という普遍的なテーマを描いています。物語形式とカラー挿絵により、子どもから大人まで幅広い読者が楽しめる構成になっており、教育的価値と読み物としての魅力を兼ね備えています。出版社としても、人と動物の関係を考える新しい視点を提示できる一冊だと考えています。
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人脈と赤い糸
¥2,750
【プロフィール】 押田 茂實(おしだ・しげみ) 日本大学医学部名誉教授(法医学)。 1942年、埼玉県寄居町生まれ。埼玉県立熊谷高校、東北大学医学部卒業。 医学博士。足利事件、袴田事件、東電女性社員殺人事件などさまざまな事件に関する法医鑑定、DNA型鑑定、薬毒物分析、重大事件・災害での遺体検案、医療事故分析・予防対策など、50年にわたって法医学現場の第一線で活動。 主な著作に、『事件の現場』(コスモ出版、1997年)、『実例に学ぶ医療事故』(医学書院、2000年)、『法医学現場の真相』(祥伝社新書、2010年)、『医療事故はなぜ起こるのか』(共著、晋遊舎新書、2013年)、『法医学者が見た再審無罪の真相』(祥伝社新書、2014年)、『Q&A見てわかるDNA型鑑定(第2版)』(共著、現代人文社、2019年)、『死体からのメッセージ【改訂新版】』(万代宝書房、2020年)、『最終講義Ⅰ~Ⅳ』(万代宝書房、2022年)などがある。 足利事件、袴田事件、東電女性社員殺人事件などさまざまな事件に関する法医鑑定、DNA型鑑定、薬毒物分析、重大事件・災害での遺体検案、医療事故分析・予防対策など、50年にわたって法医学現場の第一線で活動してきた押田茂實。 その半生は、知識や研究だけではなく、人との出会いに支えられた時間でした。 本書『人脈と赤い糸』は、医学生時代から今日までを貫く数々の出会いをたどりながら、著者が歩んできた人生を温かく描いた回想録です。 少年期に抱いた純粋な好奇心、マジックとの出会いが導いた東北大学での青春、そして法医学者として真実を追う現場。 そのすべての節目に現れた人との縁が、人生を形づくっていく。 妻・翠との出会いも、まさに運命の「赤い糸」によるものだったと語られます。 再審無罪事件に関わる中で、正義と人間の尊厳を守ろうとする姿勢を貫き、同時に、多くの弟子や仲間に支えられながら学び続けた日々。 本書は、そんな人生の軌跡を「感謝」という言葉で結んだ集大成です。 法医学者としての功績を超え、ひとりの人間として どう生きたかを静かに伝える、一冊です。
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歯と健康の新常識! 「治る」歯科医療と「治らない」歯科医療 なぜ歯磨きをやめてもむし歯にならないのか?
¥1,650
B6版 144頁 髙橋浩司 (著) 本書のゴールは歯医者を卒業 「歯を守る」とは、単に磨くことではない――。 本書は、歯科医療を治療の場ではなく予防と再生の場と捉え直す、思考の転換を促す一冊! 著者の髙橋浩司氏は、歯科医療の現場から、現代の歯科常識を静かに問い直します。 「なぜ、毎日磨いているのにむし歯になるのか?」「削って詰めるのは本当に最善なのか?」 こうした疑問を起点に、むし歯の本質、唾液のはたらき、腸内環境とのつながりまでを、科学と経験に基づき深く掘り下げていきます。 治す力は、本来、私たちの身体に備わっている。常識を手放した先に見えてくるのは、「本当に健康な歯と生き方」そのものです。
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「死体」からのメッセージ【改訂新版】
¥1,650
第2版 2025年11月22日 謎解きが面白いと本やイベントを楽しんでいる君たち! 探偵の物語や漫画に夢中になっている君たち! 凶器を特定。証拠ねつ造の実態を掴む。冤罪を覆す決め手。 大事故現場の死体特定。 犯人は勿論、科捜研の嘘を見抜くスキルの集大成。 『「死体」からのメッセージ』 常識の色眼鏡を外せ! ニュースを100倍面白く読むも良し、 法医学を志すも良し。 検察に言いなりの法医学の先生が増えすぎた。 冤罪を憎む心をもった医学者が増えることを祈っている。
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【改訂新版】親父の口癖 いい加減に目覚めろよ! ~パンドラの箱が空く瞬間
¥1,100
粕谷充史(著) 184頁 「あつし! いい加減に目覚めろよ!」-- それは、著者の父が事あるごとに口にしていた言葉です。いま著者が人生を振り返るとき、深い意味を持って蘇る言葉でもあります。 本書は、親の介護を通して見えてきた生きることの痛みと希望を綴った実話エッセイです。 介護の現場には、きれいごとでは済まされない感情が渦巻きます。 苛立ち、後悔、哀しみ、そしてふと訪れる温かな瞬間ーー。 それらすべてを抱えながら、人はどうやって「自分を保ち」「親を見送る」のか。 著者は、その過程を丁寧に言葉にしながら、自身の内側にあるパンドラの箱を開いていきます。 そこにあったのは、怒りでも悲しみでもなく、「感謝」という小さな光でした。 介護を経験したすべての人、これからその時間を迎える誰かへ。 本書は、心の奥にたまった想いをそっとほぐし、読む人の心に静かな温もりを残します。 「人を看ること」「赦すこと」「生き抜くこと」--そのすべてを問いかける、真実の物語です。 はじめに 第1章 父と母と生きた日々-ぶつかり合い、支え合った時間 第2章 今、改めて両親を思う 第3章 親を送るということーー鼎談に見る、別れと向き合う心 おわりに
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僕はノリちゃんである
¥1,100
僕は黒柴犬で6歳、名前はノリちゃん。 生まれたのは長崎で、どうも本名は菊恵王、というエライ血統の犬らしいんだ。その僕がなんで人間の吉野家の家族になったって? 吉野家には、お父さんとお母さん、その子どものお兄ちゃんと小さいお兄ちゃんがいる。その小さいお兄ちゃんが末っ子で、どうしても弟が欲しくなって、お父さんに頼んで犬だけど弟分として僕がこの家の家族になったという訳さ。 さて、僕は犬だけど、吉野家の三男として育てられたからなのか、実は子どもの頃から人間の言葉が分かるんだ。
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夫婦の断絶、親子の断絶、世代の断絶から蘇るための 「ドクターと牧師の対話」~コロナウィルス禍における、信仰者と医療者が道を拓く
¥1,650
この対談の中の言葉に、あなたが悩んでいる答えがあるはずなのです。そう、聖書的にこの対談を読んでもらいたいのです。そして、繰り返し読むことで、新しい発見があるはずです。だって、この対談を校正している、よしりん自身が、校正する度に、新しい気付きや発見があったからです。必ず、あなたにも、それが起こることを、よしりんは信じています。〈おわりに〉より
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あなたの赤ちゃんは、第7チャクラから降りてくる~妊娠とチャクラとあなたの意識を医学で捉える
¥1,650
赤ちゃんが欲しくて、不妊治療で苦しんでいる方。 膨大な時間とお金を掛けて、気持ちが荒んできていませんか? 赤ちゃんは自然の営みの中で産まれてきます。 赤ちゃんは目的でありません。夫婦愛の結実です。 朝、太陽の光を浴びる。風を感じる。空は青いと見上げる。 そんなことであなたの身体が変化を起こします。 それが自然の摂理なのです。 『あなたの赤ちゃんは、第7チャクラから降りてくる ~妊娠とチャクラとあなたの意識を医学で捉える~』 を読んでみて下さい。 生命のバトンに気付いた時に変化が起きてくるでしょう。 早く孫が見たいとお嫁さんに言い続けているお義母さまにも読んで頂きたいです。
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油マニアの医者が教える「油の教科書」 病気が嫌なら油を学べ
¥1,100
この本は、油に特化した本である「その油をかえなさい」が、紙ベースで絶版となってしまったため、新たな内容を加えて出した油特化の著書である。この本は出版社が多数印刷する商業本ではなく、少数印刷の自費出版として作成した。 よってこの本は、東京DDクリニック、もしくはNPO法人薬害研究センターに来て購入していただくか、「うつみんセレクトショップ」で購入していただくかしか、方法がない。
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小腸デトックスで腸活~腸の宿便とりで潜在体力を上げる
¥1,100
肌がくすんだり、目がかすんだり、あちこち痛みが出たりで、 年齢を重ねることに気持ちを重たくしていませんか? やっぱり年なんだわ。と諦めるのはまだ早いです。 40年前に『腸もみ』を日本に持ち込んだ第一人者・ヤング先生は、健康痩身大国・韓国で90年続く由緒正しい漢方の家柄。 ヤング先生の書いた『小腸デトックスで腸活』を読んでみませんか? 腸を揉むことが大切なのではありません。 宿便を出して、血液を綺麗にして、健康によい食生活へのアドバイスを受けることが大切なのです。 血液が綺麗になれば・・・薬事法の関係でこの先は書けませんが、 宿便が驚く程出るので、5kgのダイエットはおまけでついてきます。
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【スタントマン十ヶ条】 現場止めなきゃカスリ傷 42年の現場から学んだ、生き残る技術と哲学
¥1,320
現場止めなきゃカスリ傷 【スタントマン十ヶ条】 現場止めなきゃカスリ傷 42年の現場から学んだ、生き残る技術と哲学 「現場を止めるな。命を守れ。それがプロだ。」 42年間、数々の映画・ドラマの裏側で危険なスタントを担ってきた著者が語る、十の原則。 本書は、“スタントマン十ヶ条”としてまとめられた経験と信念の記録であり、同時にどんな職業にも共通する「現場での生き方」の教科書でもあります。 たとえば、「現場に責任を押しつけない」「段取りで事故は減らせる」「安全を優先してこそ作品は輝く」など、すべての言葉に裏付けられたリアルな現場知があります。 さらに本書では、スタント業界の安全問題、技術継承、保険制度、女性スタントマンの活躍、そしてデジタル演出との共存など、多角的な課題にも踏み込んでいます。 著者がこの本に込めたのは、「命を懸けて向き合ってきたスタントマンという職業の魅力を、より多くの人に伝えたい」という強い願いです。 とりわけ、これから進路を考える若者や子どもたちにとって、“夢や目標を見つけるきっかけ”になるようにと願いながら、一行一行に実感を込めて綴られています。 スタントマンという仕事の魅力や、命を賭けて歩んできた道を、少しでも知っていただけたなら、それが何よりの喜びです。 これは単なるスタントの話ではなく、“プロフェッショナルとは何か”を問い直す、人生の十ヶ条です。 【著者プロフィール】辻井 啓伺(Keiji Tsujii) 1963年1月12日、大阪府生まれ。 【経歴】 1981年 ジャパンアクションクラブ入団 1985年 ワイルド スタント チーム設立メンバー 1991年 スーパー アクション メガシステム(SAM)設立メンバー 2001年 スタントチーム ゴクウ設立 【実績】 映画クローズZEROシリーズなどで知られる三池崇監督作品や、NHK大河ドラマなど数多くの作品でアクションコーディネーターを担当する。スタントチームGocooは、スタントコーディネーターやスタントマン派遣において、国内外で豊富な実績があります。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の十三人』(殺陣師)、『キングダムⅡ~』(ホースコーディネーター)
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日本終焉の序章~奪われていく自由~
¥2,530
「自由」は、誰かが大声で奪っていくのではなく、気づかぬうちに、静かに私たちの手から滑り落ちていく。 この本『日本終焉の序章~奪われていく自由~』は、著者・城戸佐和子が政治家としての現場体験と、母としての生活実感の両面から見つめた〔この国の変化〕を記録した問題提起の書です。 医療、教育、行政、メディア、そして地方自治と日本の未来。 「誰のための制度なのか?」「なぜ当たり前のことが通らないのか?」と感じる出来事の背後に、共通して存在する〔不可視の力〕と構造を、著者は冷静かつ丁寧に明かしていきます。 本書には、感情的な告発や扇動的な表現はありません。 代わりに、「気づいたことを見過ごさず、記録する」という姿勢と、「このままで本当に良いのか?」という誠実な問いが込められています。 〔何かおかしい〕と感じながらも、言葉にできないまま日々を過ごしている人。 社会の変化に不安を感じながらも、何から始めればいいか迷っている人。 本書は、そんな読者にとって、考えるきっかけを静かに差し出してくれる一冊。
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地方自治法改正案~ みんなの自由が奪われる
¥1,210
城戸 佐和子 著 B6版 130頁 2024年3月1日に閣議決定をした「地方自治法改正案」からも、日本が危機に直面し、日本人から自由が奪われていくその危険性を強く感じます。これまで何があっても希望はあると常にお伝えしてきた私の論拠として、独自性を体現できる、最後の砦となる地方自治体の存在がありました。しかし今、それすらも奪われようとしています。 どうか政治に目を向けてほしいのです。我々の自由は我々で守りましょう。その方法のヒントなどを本書ではふんだんに記載していきます。ぜひ、この本を読んで、今の我々の現状と、私たち一人一人の力は思っている以上に強力であることを知ってほしいのです。 なぜ、今私がこの本を緊急出版するに至ったのか? それはこの本を読み終えた時には理解できるでしょう。現在日本は岐路に立たされており、あなた方の選択が未来を決めるのです。 100年後の未来を見据えて、どうかたくさんの方が問題を知っていくことを願っています。 この本が子どもたちの未来の可能性を切り開くために、そして、本来の自由を我々のものとするために少しでも役立つのであれば本望です。 【もくじ】 はじめに 序章 地方に伸びる魔の手 第一章 地方自治の歴史 第二章 2024年3月1日閣議決定された地方自治法改正案の中身 第三章 奪われゆく日本の自由と権利 おわりに 【著者略歴】 日本女子大学附属高等学校卒業 北里大学薬学部薬学科卒業 小田原市議会議員 全国有志薬剤師の会 代表発起人 Salon SAWA 代表 子育てサークル「タンポポキッズ」代表 フリースクール「みらいのたね」代表 子どものためのイベント会社「ギフテッドフォーちるどれん」代表 エルディアクリニック非常勤薬剤師
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元検事の目から見た「安田種雄氏不審死事件」の真相解明にむけて
¥1,980
この本は、2006年に発生した「安田種雄氏不審死事件」に関する真相解明を追求する内容です。著者の村上康聡氏は、元検事の立場から、警察や検察の対応、事件性に対する疑義、証拠品の扱い、不自然な捜査の流れ、そして当時の捜査一課長や警察庁長官の発言の矛盾点を掘り下げています。 この事件は、安田種雄氏が文京区の自宅で遺体で発見され、捜査が開始されたものの、事件性が明確にされないまま時間が経過していました。特に、事件当時の妻と、その後に結婚した現職議員木原氏との関係性がマスコミで注目され、警察の対応に不審な点が多く指摘されています。 村上氏は、警察の捜査状況や証拠の扱いに加え、遺族の苦悩や求める再捜査の可能性についても考察し、法的手段や司法制度の問題点を解説しています。 【著者について】 村上康聡(むらかみ やすとし) 昭和35 年 2 月 山形県山形市生まれ。 弁護士 〈職歴 〉 昭和53 年 3 月 山形県立山形東高等学校卒業 昭和57 年 3 月 中央大学法学部法律学科卒業 昭和58 年 4 月 最高裁判所司法修習生( 37 期) 昭和60 年 4 月 検事任官 東京地方検察庁 以後、那覇地方検察庁、那覇地方検察庁沖縄支部、東京地方検察庁、長崎地方検察庁佐世保支部、外務省総合外交政策局付検事、東京地方検察庁、千葉地方検察庁、内閣官房副長官補付内閣参事官(森内閣、小泉内閣)、東京地方検察庁刑事部副部長、福岡地方検察庁刑事部長等を歴任し、平成 18 年12 月検事退官 平成19 年 3 月 弁護士登録(東京弁護士会) 令和4年2月 東高円寺法律事務所開業 〈著作〉 一検事の目から見た小説『藪の中』の真相 (捜査研究 平成 9 年~平成 10 年 東京法令出版) 「海外の具体的事例から学ぶ腐敗防止対策のプラクティス:各国最新情報と賄賂要求に対する効果的対処法」 (平成 27 年日本加除出版) 元検事の目から見た芥川龍之介『藪の中』の真相 (令和3 年 万代宝書房)
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元検事の目から見た芥川龍之介『藪の中』の真相
¥1,320
村上康聡 著 B6版 128頁 芥川龍之介は、大正11年1月、雑誌「新潮」に短編小説『藪の中』を発表しました。 一般に、事件の真相がはっきりしないことを、この小説の題名や小説の中の犯行現場が藪の中であることからか、「真相は藪の中」などと言われています。 この小説の中の真相は何であったのか、犯人はいったい誰であるのか、そして、作者芥川龍之介はこの小説を通じて読者に何を伝えたかったのか。これについては、過去、主に文学関係者を中心に数多くの論評があります。 この小説の特異な点は、多襄丸、真砂、武弘のいずれもが、他人に罪をなすりつけているのではなく、自分が犯人である、と述べているところです。ここに注目しなければなりません。 著者は、かつて検事として刑事事件の捜査と裁判に携わってきました。しかし、芥川のこの作品の構成は緻密であり、言葉の表現も含めてしっかり計算されて書かれたものであることが分かります。 そこで、『藪の中』の真相が何であったのか、誰が犯人か、なぜ自分がやったとあえて嘘をついたのか、芥川はこの作品で何を伝えようとしていたのか、について、著者なりの解釈を順に説明していいます。 【もくじ】 はじめに 第一章 関係者の話の概要 第二章 当事者の話の信用性判断基準 第三章 真相についての考察 第四章 作者の真意について
